毎年、春と秋に開催される信楽セラミックなフェスティバル☆ 信楽陶器まつり
この10月の3連休にもいってきました!
陶芸の森にて行われる、
その名もセラミック・アート・マーケットin陶芸の森2010
春と秋の陶器即売会は、何か違うものらしいとか、
「陶器まつり」と「陶器市」とは厳密には違うらしいとか、
その辺はよくわかりません。
ちなみに、今回は『信楽まちなか芸術祭』として、
信楽の町全体がいろいろかなり気合を入れて取り組まれていたようです。
ビエンナーレとかトリエンナーレとか、
最近、地方町おこし的な行事として流行っているようですが、
そのへんもよくわかりませんごめんさない。
セラミック・アート・マーケットは、かようのごとく広く、
そしてたくさんの作家さんとその作品たちでひしめいています。
いつもなら端から一つずつ見ていくところですが、
今回はお目当ての作家さんがいるので、まずはそこへ一直線★
竹口要さんの『小箱』です☆
シンプルでスタイリッシュなのに、
どこかあたたかくかわいらしい、
暮らしにやさしくなじむ陶器、
それが、竹口さんの作品です。
春の陶器まつりで初めて見かけて、
しかし、その時は母の日プレゼント用の煎茶器を探すのに必死だったため、
チラ見するだけで通り過ぎてしまったものの、なんだかどうにも気になっていたこの作家さん。
その後、持ち前の粘着質でもって執念深く調べ出し、
清水や宇治にある竹口さんの器を扱うお店にも出向いたりしてたのですが、
やっぱ直接購入したい!!(←このへんがオタク思考)
と、この陶器市を心待ちにしてわけなんです。
わーい☆竹口さんの器がいっぱいあるー!
産業会館のOB展に出展してたうさぎ(?) もいるし、定番のブタも!いっぱい!!
ぷりん☆としたおしりのラインがもう・・・
なんかエロいくらいかわいいww
そして、憧れの竹口要さんにもお会いできました。
ネットで見かけた写真と同じお顔で(当たり前)、
思い描いていた通りの、ソフトで繊細そうな雰囲気。
でもわりと気さくで人懐こい感じで、けっこう話やすかった。
やっぱ作家さんは、その作品のイメージに重なるものですね。
どの作品もほんとうにかわいくて、あれもこれも欲しすぎて、
一つひとつ手にとっってはためつすがめつし、撫で回したりしていたのですが、
そうしている間にもどんどん作品たちが旅立ってゆく・・・
他のブースをあまりよく見ていないので比べようがないけど、
竹口さんが人気なのは間違いなさそうです。
てゆーか、なくなっちゃう!?焦るー!
数ある素敵作品の中から、選びに選んだ我が家に迎えた器です↓
掠れ模様のカップ
これは無造作なようでいて、
けっこう手がこんでいるのだとか。
釘か何かでこの引っ掻き傷を付け、
黒色の釉薬に一瞬だけ浸して、
すぐに引き揚げることで、
傷のところにだけ
このような黒い色がつくそうです
京都のカフェ「天」の立体コースターにのせてみました。
竹口さんの代表作(と私が勝手に思っている)マグカップです。
下の模様がリネアのタイプ。
このマグはゆるやかなラインが特徴的で、見た目もとてもかわいい上に、
★手にフィットして持ちやすい
★飲み口を薄く仕上げてあるため、口当たりが良い
★飲み口がカーブしてるので、傾けても縁が顔に当たらない
★重ねやすく、収納場所をとらない
等々、竹口さんのこだわり満載の才色兼備なマグカップだそうです。
ずっと欲しかったのだけど、やっとゲットしたー☆
試作品だというお椀。
信楽で新たに開発された光を透す陶器「信楽透器」でしょうか。
クリーム色の肌が日に透けてきれいだった様子が心に残り・・・
一度ブースを離れたけど、結局もう一度戻ってきて買ってしまいました。
LEDを透すと新聞記事にはあるけど、キャンドルの光とか透してくれるかな。
キャンドルホルダーとして使いたいなー。(食器だし、だめかな・・・?)
あともう一人、私の好きな作家の中川雅佳さんのブースも発見しました。
パンフレットにお名前がなかったので、不参加だと思っていたのですが、
他の作家さん二人と合同で出展されていたそうです。
右側の薄い茶色の器が、中川さんの作品です。
片口をいただきました。
ちょっとタレなどを入れられる片口を探していたのですが、
お椀に管を挿したような形のはあまり好きじゃなく、
なかなかこれと思えるものがなくて・・・
というところだったので、好みにかなったのが見つかってうれしい☆
いうまでもなく、千種万樣いろとりどり、一つとして同じものがない、
いろいろすてきな陶器が、他にもほんとうにたくさん出展されていて、
いつもなら執拗に余すところなく見て回るのですが、
この前日に開催された、とあるイベントの準備に精力を注ぎすぎていて、
この日の私は、竹口さんと中川さんの作品を見ていた時以外は、
ほぼ抜け殻状態でした・・・
今、こうして写真を見返したり、よその人の陶器祭りブログを見てみたりするにつけ、
ゆっくり見てまわれなかったことが、悔やまれてなりません↓↓
次回は、来年の5月!
それまで、今回いただいた陶器を使いこみながら、
信楽焼に対する愛と執着をさらに深めたく思います。
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