2009年2月4日水曜日

「オトナ語の謎。」 糸井重里

けっこう有名な本だし、今さらだけど、
アマゾンでの評価をのぞいてみたら、面白いレビューがあったのでむしろそっちを紹介したくて。

By pcmania "40歳"  ★★★★★

いつもお世話になっております。
さて、表記の件、早期に購入いたしまして、こちらサイドで検討を進めつつ、
上のほうを突っついてみましたところ、悪くないとの回答を得ました。
オトナ的には当然ではないのかという意見もないではないのですが、
逆に言うと、学生含め幅広い年齢層に受け入れられるのではないかという話も含め、
おもしろいのではないかという内容が多く出ましたので、
とりあえず星5つということで挙げさせていただきました。
尚、本件、内容につきましては、担当者間で十分つめられておりますので、
カスタマーサイドには十分安心してご購入いただけるものと思います。
以上、よろしくご査収くださいませ。


だいぶ字数稼いでるけど、よくよく読んでみるとほとんど内容ないよね?
これぞ、オトナ語!

私的にこの本を読んで得た感想は、安心感☆

オトナ語。

意味わかってんのか自分でもよくわかんないけど、
みんな使ってるし、とりあえず自分も使ってみる、みたいな。

思い切って使ってみて、周囲の反応をひそかに窺い、
用途に間違いはなかったらしいと思えたら、ひそかにほっとしたりして。

だってー、「こみこみで」とか「5時ダッシュ」とかならまだわかるけど、
「バーター」とか「8掛け」とかほんとに意味わかんなかったし。

「ヒヨウタイコウカ」とか「チョッコウチョッキ」とか「シガツイッピヅケデ」とかさ、
漢字見たらなんてことないけど、
突然耳に入ってきたら、「はい?( ̄△ ̄;)」てなるよ。
そしてさ、また「え?今のどういう意味ですか?」
とは訊けない空気なんだよね、なんとなく。

でも、みんなそうだったんだよ、きっと。
どっかでちゃんと習ってきたわけではなくて、
そのへんでききかじって自分のモノにしてきたんだよ!

そう思ってなんか安心できたわけなんですね。

ちなみに、私の中でたぶん一番早く使うようになったオトナ語は「お疲れさまです」。

大学生の頃、
後輩数名がすれ違いざま、口々に「とくこさん、お疲れさまです!」と挨拶してきて、
一緒にいた母親が
「姉御か、あんたは」とつぶやいて唖然としていたことを、いまだに覚えている。
なんてことはない日常語だと思ってたけど、
オトナ語にあまりなじみのなかった母にとっては衝撃だったらしい

0 件のコメント:

コメントを投稿