さて、お待ちかねのキャンドル作りにとりかかります☆
染物作家であるご主人と、体験申込受付をしてくれた奥さんのお二人に、
とてもていねいに教えていただきました。
作業工程を簡単に説明すると、
あらかじめ用意されているパーツを好きなように型に詰め込んでいき、
最後に溶かした蝋を流し込んで、固まったら完成。
体験に来てくれる子どもさんたちの要望を取り入れながら、
試行錯誤していくうちに、 このやり方に落ち着いたのだそう。
こんな色とりどりのキューブのほかにも、
星やハートや花や動物などのかたちのテラカワユスパーツが満載☆
これは、子どもでなくたってテンションあがるって↑↑↑
どうせやるなら一番でっかいの!
てなわけで、牛乳パックを型につかったキャンドル(大)に挑戦。
これは、直接火をつけるのでなく、
空洞にした中に別のキャンドルをいれて透ける光を楽しむ、
いわゆるランプシェードのようなのもの。
まずは、型につかう牛乳パックを適当な高さにカット。
底にパーツを敷き詰めて、
空洞を作るために、空き缶を真ん中に固定して、
周りにパーツを詰めていきます。
ちまちまちまちま、詰めてゆきます。
ああ、こういうちみっちゃい手作業って楽しくってたまんない☆
キャンドル作りをしているあいだにも、
ほかにも観光客ぽい人が訪ねてきてました。
先日、高島のことがテレビで紹介されていたので来てみた、
という人がけっこういて、
この辺の歴史のこととかをいろいろ尋ねていましたが、
ご主人との会話を漏れ聞くところによると、
なんでもこのあたりは昔は、
近江商人の先人とされる高島商人の町として栄えていたそうで、
この高島びれっじ1~8号館とされている店舗は、
いずれも江戸時代からの建物らしい。
ちなみに、この4号館はお酢を商っていたとか。
すげ~。
道理で年季入ってそうだと思った。
でも、ぜんぜん古くさくはなくて、むしろハイカラな、
京都の町家にも通じる、時代流れに左右されない品の良さを感じる。
これら建物を保存・再生するために、地元商工会が協力して、
この「高島びれっじ」という事業が立ち上がったとか。
いいなぁ。そういうの。
町おこしとかそれらを維持していくのって、並大抵のことではないだろうけど、
せひともがんばってほしいな。
キャンドル体験の作業場であるこのお座敷も、
骨董品みたいなのとか、きれいなのれんとか(ご主人の作品でしょうか)
かざってあって、なんともいえずあったかい雰囲気。
連れの友人は、自分は作らなくていい、といっていたのたけど、
「人が作ってるの見てると、作りたくなってくるのよねー。」
という奥さんの言葉につられたかのように、
しばらくして、キャンドル(中)に挑戦し始めました。
(中)も同じく、型に好きなパーツを詰めて作ります。
なんか、殺人事件の現場検証のような・・・
パーツを上まで詰めたら、液状の熱い蝋を流し込み、
さらに好みで上にもパーツを飾り、
冷やして固まるのを待ちます。
固まったら型から取り出し、アイロンで四面を底を整えて、
完成☆
(中)は(大)に比べると1/3くらいの大きさなので、
けっこうさくさくとできあがってしまっていた。
私はといえば・・・ 寂滅の境地に・・・!?
実際、始めるともう手が止まらないの・・・!
微妙なパーツの大きさや厚みまで気になって、
最後にはカッターで納得いく形に削ってみたりとか、衝動的すぎる職人根性。
しんどいのに踊り続ける赤い靴にも負けない気合で、ひたすら黙々と作業。
(中)の倍ほどの時間をかけて、私もキャンドルも詰め終わり、
蝋を流し込みました。
固まるのにちょっと時間がかかるし、仕上げしといてあげるから、
という奥さんの言葉に甘え、昼食を取りにいくことに。
「元気やで!おいで~な滋賀」⑥ラーメン「通」でランチ~へ続く
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素朴な素材でいいもの出来るんですねぇ。
返信削除今度行って見たいです。
場所はどのあたりですかね?
コメントありがとうございます☆
返信削除場所・・・私は車で行ったのですが、
161号線を北上して、JR近江高島駅付近で、一筋西に入る、
な感じだったかな。
人の運転する車で連れてってもらったので、
うろ覚えでごめんなさい。
リンクで申し訳ないんですが、周辺地図がありましたので↓
http://www.takashima-village.com/tiiki.html
キャンドルは、簡単で楽しくて、
しかもとってもかわいいものができました。
指導者の方が、手順の工夫と準備を
つみかさねてくれているおかげだと思います。